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本当にあなたはパーキンソン病?それともパーキンソン症候群?

高齢の方で、手の震えなどがある方を見かけたことはありませんか?
手の震えの原因は主に、アルコール中毒やパーキンソン病が原因の場合があります。上にあげた症状の大きな違いは、アルコール中毒の場合は、アルコールが切れた時による震えですが、パーキンソンの場合はアルコールなどの物質的な要因ではなく、無意識にふるえが起こってしまうというところが大きな違いになります。

 

 

アルコール中毒は、ふるえの原因になっているアルコールの摂取をやめることにより、症状は治まります、では、パーキンソン病はどうすればよいのか見ていきましょう。
パーキンソン病の原因は、今の段階で分かっていることは、原因不明、遺伝的要素によっても発症するということです。
パーキンソン病のカギは、「ドーパミン」です。
ドーパミンとは、人間が活動的に過ごすためにでるホルモンのことです。何事にも意欲的に挑戦したりする「やる気ホルモン」になります。パーキンソン病の場合、この神経伝達物質のドーパミンが、一般的な人よりもでにくくなる状態になります。

 

 

パーキンソン病を見分ける指針は、①安静時振戦②固縮③無動④姿勢反射障害が起こることにより、判断されます。
簡単に言うと
① 筋肉が休んでいる時(運動などしない安静状態)に手足の震えが起こること
② 体の筋肉が硬くなる状態
③ 顔などに表情もなく、じっと動かない状態
④ バランスが保てなくなることによる、つまずきなどを起こす。
これらすべての項目があてはまれば「パーキンソン病」
これらのうち2つあてはまれば、「パーキンソン症候群」になります。

 

 

パーキンソン病の場合、発症することにより、二次的に、認知症/意欲低下、便秘、過活動膀胱、起立性低血圧も併発します。
パーキンソン病と症状が似ているため「症候群」と言われている「パーキンソン症候群」は、眼球運動障害、失語や失行などの高次脳障害(認知症のような症状)、幻覚・妄想といった精神症状も発症します。
決定的に違うのは、ドーパミンを増やす薬の処方で快方にむかうパーキンソン病と違い、抗パーキンソン病薬が効きにくいことが特徴です。
パーキンソン病なのか症候群なのかは素人の判断では見分けがつきにくいところです。
お近くの病院で診断をしてもらい、適切な処置をされることで改善につながるでしょう。

 

引用
http://www.juntendo.ac.jp
http://toru-abo.com